子連れ海外移住：イングランドの教育が良いと実感しても、スペインを離れない理由3つ

6月 19, 2022

少し前の記事で、実際にロンドン（イングランド）の公立学校に娘を通わせてみて、かなりよかったことを書きました。その記事は、コチラ

じゃあ、どうして、ロンドンに戻らないの？って、思っている人もたくさんいらっしゃるかと思います。

まさに、そうなんです。学校の勉強のことだけを考えると、ロンドンに帰った方がいいんじゃないかって思っています。今でも真剣にそう思うことがあります。

でも、私達がスペイン生活を続けたい、続けようと思っている理由があります。

（すべて私の個人的な意見です。）

1）太陽が降り注ぐ、自然の中で伸び伸びと暮らせること

気候の良さ、自然いっぱいの住環境の良さは、何よりです。

田舎で凝ったものなんて、何もないところですが、海も山もあり、何もなくて、子供達は太陽の下、草や花、木で遊んだり、夏はビーチで思いっきり泳いだり、ボールで遊んだり、家のプールでとにかく健康的に毎日楽しく走り回っています。冬も温暖な気候のおかげで、冬でも半袖で過ごせる日もあったりします！

ロンドンに行ったのは、2月のこと。毎日寒くて、お天気も悪くて、娘は「スペインに帰りたい」と毎日のように言っていました。とにかくおでかけ好きの娘ですら、おでかけしても、寒さと雨のせいで「お家に帰りたい」って、、。

ロンドンのとある街のスーパーでは、学校の制服を着たTeenager達が、警備員さんをおちょくって、最後に「警察呼ぶぞ」って言われて、「もうしないから、お願いだから呼ばないで」って泣きいれたりしているところを見て、、、

なんだかなぁ～って気持ちになりました。もちろん、私達が目撃したのは、ごく一部のTeenagerの姿で、みんながこうだとは思わないけれど、やっぱりちょっと素行の宜しくない場面を度々見かけて、、、

そりゃ、遊ぶところもあんまりなくて、お天気も悪くて、やることもなくて、そうなっちゃうのかな、、って思う節も、、、

逆に、私達の住んでいるアンダルシアの街では、腕がタトゥーだらけでちょっと怖そうだなって一瞬、通るのをひるんじゃうような若者の横を通り過ぎようとしたときに、「オラ！」って声かけてくれて、ちょっと心が和んだことが度々あります。

もちろん、アンダルシアにだって、ちょっと素行の悪いTeenagerもいっぱいいるだろうし、私がみているのは、どの場面もほんの一部、でも、肌で感じる感覚的に、スペインの方が穏やかだなぁ、と感じています。

2）人付き合いのしやすさ

夫は、ロンドン生活20年、私は14年弱と、二人ともけっこう長い間、ロンドンでの生活を送っていました。けれど、、、恥ずかしながら、「何か困ったときに助けてくれる」人っていう人間関係がイマイチ築けませんでした。

その一番の理由は、ロンドンって、人の出入りがすごいんです。仲良くなっても、みんな数年でサヨウナラ、、、ってなってしまう感じです。

ロンドンで出会って、今でも度々連絡も取って、本当に仲良しの友達はいるものの、彼らも私も今はロンドンにいません。

子供が生まれると、ロンドン近郊に引っ越しという人もたくさんいると思います。

スペインのアンダルシアに引っ越してきてからは、住み始めて3年半経ったところですが、とにかく困ったら、「助けて」って言える人/「助けて」っていう前に手を差し伸べてくれる、家族ぐるみでお付き合いしている家族が5家族くらいいます。

お友達ではない人、たとえば、マンションの庭師さんとか、警察の人とか学校の校長先生とかでさえ、けっこう助けてって、言えちゃっています！

実際に、庭師さん、警察官、校長先生に、幾度となく助けてもらっています。

子供がいる今、とくにこうやって助けてもらえる、自分もこの人達を助けたいと思える人が周りにいるって、すごく安心して暮らせるなって思っています。

それから、クラスメイトのパパさんママさん達とのお付き合いもすこぶる良い感じです。スペイン語がうまくしゃべれない私にもとても優しく、色々と助けてもらっています。

3）娘の学校がとても良いこと（勉強面ではない笑）

娘は、学校に通い始めて、もうすぐ丸2年が経とうとしています。私は、娘を学校に送っていくのが朝の楽しみの一つでもあります。

学校とはいえ、まだ幼児教育課程、学校の門に先生達が数人立って、子供達を出迎えてくれるのですが、その様子を見ていると、朝から幸せな気持ちになるんです。

先生が、生徒の名前を一人一人覚えていて、子供の名前を呼びながら「ブエノス・ディアース」って言った後、「可愛い髪形だね～」とか、「かっこいい靴だね～」とか、マスク着用がまだ義務だったときは、娘が「あ、マスク同じ～！」っていうと、ダンスしながら、「同じマスクだね～！！」とかって、とにかく、子供が学校にきたことを歓迎してくれてる感いっぱいで迎えてくれるんです。あんな風に明るく歓迎してくれたら、子供に伝わるし、子供だって学校行くの楽しいよなぁって、そんな姿をみて、私も朝からとても幸せな気持ちで1日をスタートすることができるのです。

校長先生もよく門に立っていて、「オラ～！ブエノスディアース、〇〇、〇〇」って娘の名前を連呼して、歓迎してくれたり。

3歳で学校に通い始めたときは、先生がどれだけ歓迎してくれても、さすがに1ヵ月ほどは、朝泣いていたの娘。でも、娘が笑顔で門に入っていった日の朝、校長先生がその姿をみて、私に「あんなに泣いてたのに、泣かなくなったね。」って笑顔で言ってくれて、あの日のことは今でも忘れません。

娘も学校が楽しくてしょうがないみたいで、具合が悪かったり、諸事情により学校にけない日は、メチャクチャ悲しそうにしています。

勉強に関しては、ちょっとスロー過ぎるんじゃ、、、と思ってしまうことが多々あるのですが、それは、私がなんとかしようと思っています。（我が家でしているお勉強に関しては追々記事にしていきますね）勉強は、本人次第でどうにでもなると思っています。学校に行くからには、楽しく行って、学校でしか学べないことを身に着けてきてもらいたいと思っています。

そんなわけで、私達は、スペイン生活を続けていきないなぁ～て思っています。今のところ、私達の子連れ海外リゾート移住は成功です。

これからもっともっと、ここに根付いていけたら、、

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